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秋季永代経法要

17日から3日間、秋季永代経法要。今日は最終日で開闢法要を勤めさせて頂いた。

布教には、初めてのご縁で、広島県(長福寺住職)石田博文さんにお越し頂いた。

ご依頼してから知った事だが、弟(副住職)と京都での勉強研修時代に3年間を共にした方でもあり、弟とは21年ぶりの再会で、お互いの変わった姿に感慨深い思いをしていた様子であった。

3日間我が身の姿や出来事と重なる事も多く「そうだなそうだな…」と頷きながら聴聞させて頂いた。

初めの出会いであったが気兼ねなく話しをさせて頂き、心から尊い出会いであった。

「仏縁」とは、まさにこのような出会いなのだろう。

今まで会った事もなく、まったく違う場所で歩んできたが、仏法の縁がたまたま整って出会い、初めてなのに談義できる。仏法がなければ絶対に交わる事はなかった出会いであった。

考えてみると、門徒(檀家)さんとの出会いも同じであった。

仏法によって出遇い、頼りない私を今も育てて下さっている。

「お育て」と言う言葉を改めて実感させて頂いた3日間であった。

合掌

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