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春間近に…

昨晩から今日の午前中まで、深々と雪が降り積もり、夜中と今日の昼からと2回の雪かき。

3月間近に、もう気分は春だったが、また一面真っ白になり、冬に逆戻りしてしまった。

「飢渇寒暑(きかつかんしょ)」と、1日を暑い、寒い、喉が渇いたお腹が空いたと悩んで過ごし、気づけば大切なことを見失って、一生が終わってしまうのが、人間の姿だと仏教では言われる。

豪雪になるとほんとに大変なことだが、どれだけを憂いても、人間にはどうにもできない。ありのままを受け入れられない私の姿。

春になれば、夏が恋しくなり、夏になれば春を愛しく思い、秋になれば夏を…冬になれば…どうにもならないことに、あれこれ言うことなく過ごさねば。

ただ疑問に感じること、おかしいと思うこと、いのちを踏みにじることには、黙ることなく声を出して考えて行こうと思う。




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