ペシャワール会 中村哲さん 

ご門徒のお宅にお参りに行き、仏壇の前に座ると「中村哲さん 亡くなって一年 12月4日」と書かれた小さな紙が置かれていた。ご自宅の月参りに合わせて、中村哲さんへ思いを馳せたいとの思いで「いいかどうか分からないけど、名前だけでも書かせてもらって、一緒に手を合わせたい」と言う思いを伝えられ、中村哲さんの信仰とは違うが、読経させて頂き、一緒に追悼させて頂いた。

武力による介入を強く否定し、地道な人道支援活動をアフガニスタンで続けられていた。現地の方々の信頼、人望も多大なものであったのだが… 真相は不明だが、武装勢力に襲撃され殺害されてしまった。

全ての軍事介入を否定し続け、武力では平和にも、しあわせにもならないと言い続け、医師でありながら、干ばつを無くすために井戸を掘り、水路を作る灌漑活動。農地を拓く活動の先頭に立って、現地の人のいのちを守る活動をしていた中村哲さんが襲撃された事に、驚き、虚しさをおぼえたのが一年前であった。

中村哲さんの死には悲しみしかないが、中村さんの遺志を受け継ごうとペシャワール会は今も活動を続けている。

狙われて襲撃されたことに恐怖を感じ、現地から撤退する事も考えたのではと想像するが、生前の強い中村さんの遺志が、遺された人に受け継がれている。

私ができる事は、募金ぐらいで、少ない額だが続けている。

今日お参りに伺ったご門徒さんは、何年も前に中村さんの講演を聞き、活動に賛同し募金を続けている。

中村哲さんのような人柄と活動が人を安心させ幸せにし、平和をもたらすのだと思う。

武力による平和など絶対に無い。そこを第一に平和を構築していかなければならないと思いながら手を合わさせてもらった。


話は変わるが夕方から首相の会見があると聞いてテレビを見ていたが「・・・・」言葉が無い。

NHKすら会見を最後まで放送しなかった事に驚くが、台本通りのような会見、質疑は批評できるようなものでもなかった。

日本の政治はどこに向かっていく(いる)のか… コロナ禍で一層、顕わになった様々な問題に対して、問題意識を感じない政治家の姿勢に社会・未来に対して希望を持てるだろうか。

携帯料金が下がったぐらいで、惑わされる国民ではない事を忘れないで欲しい。