初雪が遅かったせいか、師走感がなく過ごしていたが、ふとカレンダーを見ると残り1枚。いろいろな出来事があった一度きりの2021年も終わる。
「師走(しわす)」とは、普段はゆったり(のんびり?)過ごしている僧侶でさえ、12月になると、忙しく走り回ると言う姿が語源だと聞いている。
ひるがえって、私の年末の過ごし方を思い返す… が、特別に走り回るような事もない姿ばかり。
大掃除、年賀状、年始参りの準備等など… 若干は他の月より、謂わば仕事は増えるが、走り回るほどの事でもない。が「今年のうちに済ましておこう」と普段やらなかったり、先延ばししていた事を12月に始めたりして気忙しく過ごしてしまう。
結果、自分で勝手に忙しくしてしまいながら、あっという間に12月が終わる。
昨年に続き、望年会を兼ねた年末の会合などの集まりも少ないので、今年は気忙しく過ごさないようにしようと考えてる。
それにしても、いつになったらこの言い表せないような状況が終わるのだろうか。当初から「数年はかかる」と言われていたが、もう2年。
パンデミックでズタズタにされた人間関係と社会状況。この状況を「師走」の如く、走り回ってでも何とかして行きたいと思う。
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