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初参式

三が日もあっという間に過ぎて、今日から仕事始めの所も多いようで、車の通行量も多くなってきた。

お正月は穏やかな天候で、久しぶりに雪かきをほぼすることなくいるが、寒さがかなり厳しい。昼夜暖房を点けてはいるが、なかなか暖まりきらない… 月末の灯油の請求がどれほどになるかが心配事になってきた。


今日は、お昼前に初参式(誕生をお祝いと、子供のお寺での初参り)を依頼され勤めさせて頂いた。

本当にありがたいご縁を頂いた。お寺と言うと法事や葬儀だけをする場所と言うイメージが大きいが、結婚式も行うし、そして初参り、また依頼があれば歳に問わず誕生をお祝いさせて頂くようなお参りもさせて頂く。浄土真宗で言えば「お祓い」などは行わない。

そして一つ言えるのは、どれも一般的に思い浮かぶ「御利益」を求めるのでは決してない。慶事(祝い事)に関してだと、その事実を慶びながら、それまでの深い因縁を考え、問う機会とさせて頂くと言う事になる。

初参式(初参り)で言えば、子どもを授かった事で、親にならさせてもらえる。親が子を一方的に育て教えるのではなく、子によって親となり、親となれるように育てられていく。

我が子の誕生と成長は「親にしてくれてありがとう」と我が子だけでなく様々な出会いと深い因縁に思いを馳せ、感謝させて頂くご縁となる。

自戒を込めて、その事を見失わないようにしなければならないと、気づかさせて頂いたご縁であった。



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