お寺の中は熱帯地方のようになっている。窓を開けて扇風機を一日中回していても、風が無く温まった空気が漂い回っているだけで室温が下がらない。
居間と和室だけかろうじてエアコンがあるので涼む場所はあるが、そこに居続けるわけではないので、何だかんだと動くと、滝のように汗が流れ、小一時間でシャツが絞れるほどになる。
これほど暑さが続くと、コロナ感染症より熱中症に気をつけなければならない。
北海道は特にエアコンが無い家庭も多い。例年なら涼みに外出…と言う事も考えるのだろうが、外出自粛が推奨されている状況だとそれも躊躇してしまい、熱中症の危険が増す。
祭典の感はまったく無いが、間もなく始まるオリンピック。確か涼しいからとの理由でマラソンなどが札幌で開催されるが、当てが外れたことだろう。
そもそもコロナ感染症に関係無く、真夏のオリンピック開催は当初から疑問視されていた。真夏の開催がやめられないのはただただ収益の為。
東京では打ち水作成やら、草木による視覚で涼む…などなどずっこけるような対策が数年前に報じられていたが、暑さ対策はどうなっただろうか…
始まれば選手の応援はするが、コロナ渦の中で様々な疑念が顕わになった今、私のオリンピックに対する価値観は大きく変わってしまった。
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