今日は手を合わせて、明後日の法事の準備をしていた。
12年は本当に早い。自分の歩みを考えると「成長してないな…」と恥ずかしくなる。父が自分と同じころどうだったんだろうかと考えると…私は頼りない住職だと痛感する。この調子では頼りないまま住職を退任することになる。しっかり心を入れかえて歩まなければ。
父の祥月命日に欠かさずに手を合わせに来て下さる父の同級生が今日も来て下さった。昨年も今年も感染症の不安がある中で12年間、足を運び忘れずにいて下さることが家族としては本当にありがたく嬉しい。
またご門徒さんからも「前住職の命日ですよね」と電話を頂いたり、お花やお供えを届けて下さった方もいらっしゃって、ただただ感謝しかない。
たくさんの方の温かな心に支えられて12年、歩んでこれたのだと気づかされた祥月命日だった。
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