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2月1日　常例法座

新年も、はや1カ月。

１日の布教使様に出向頂く常例法座は新年初。

和歌山県より、岩清水成海さんに初縁を頂いた。

北海道の冬は初めてと言う事だったので、気候に合わせての準備に気苦労されたのだろう…と想像しながらお迎えさせて頂いた。

葬儀があり、ゆっくりとお聴聞できなかったが、ご自身の身近な出来事を通して、仏教の教えを紐解きお伝え頂いた。

かえる・帰る・還る先が間違いなくある幸せ。

もし、帰る先が無かったら、無くなったら、どれだけ不安で辛いだろうか…

お浄土と言う世界、仏さまの慈悲心をそんな喩えを用いてお伝え頂いた。

地震災害もそうだが、ふと原発被害や戦禍で強制的に故郷を奪われた方の心情を想像し苦しくもなる。帰れない苦悩。

自他共に安心していつまで帰れる場所を奪わない社会を目指さなければならないと気づかさせて頂いたご縁だった。

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