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秋季永代経法要






昨日から秋季永代経法要を勤めさせて頂いている。

昨日は万灯会(門信徒物故者追弔の集い)

この1年、ご往生された檀信徒の方を偲び、ご遺族、門信徒皆さまと一緒にお参りを勤めさせて頂いた。

今日は、消しゴムハンコの制作と法話。

一緒に消しゴムハンコを彫っていたが、指を切り途中で坊守に変わってもらった。自分では器用な方だと思っていたが、手先は不器用だった。


数年ぶりにお参り下さった方、遠方から飛行機でお参り下さった方、家族でお参り下さった方、緊急事態宣言が解除されたこともあったのか、多くの方と一緒にお参りさせて頂いたことが、ただありがたかった。

「お寺にお参り来て下さい」と言う一言を遠慮して2年余り…もう遠慮せずに声をかけてもいいだろうかと自問。

この2年余りでひとつわかったことは、中止することなく、いつでも、誰でもお寺に参れる環境を維持する事が大切なんだと気がついた。

少なからず廃れて行く事には抗えないが、少しでも仏教の教えが伝わっていくことを断ち切らないのが、今の私にできる唯一の事。永代経は、この大切な教え(経)が、これからも永きにわたって伝わって行きますようにと代々営まれてきた縁。

明日で永代経法要は終わるが、法要に関係なく、お寺を通して、永きにわたって教えが伝わっていく活動をしていかなければならないと誓い、本日は終えさせて頂いた。

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