漠然とした不安からの解放…

今日はご門徒さんの五十回忌のご法事。

様々な不安があるので、親戚が集まる事はやめて、ご門徒の施主お一人と私と二人でのご法事。住職になってご門徒さんの「五十回忌」と言うご法事は、5回目であった。

最近の流行り??として、七回忌や十三回忌で終わり(人によって弔い上げと言うらしい)と言うお宅も多く、今年は、ご法事の延期や中止が多く、次にあたるご法事(今年が三回忌の場合は七回忌など)に勤めると言う方が多い中での、本日のご法事。

五十回忌と言うご縁はそうそう無いので、私自身の記憶にも残り、ありがたくお参りさせてもらった。


コロナ禍と言われるなか、様々な事が変わってしまった。

ご法事、葬儀、月命日参り、お寺の法要… 同じ住居に住む家族等以外と顔を合わせること、集まることが「迷惑をかけること」になってしまうと言う不安で、多くのものが一変。

電話で元気な声は聞いているが、しばらく顔を合わせていないご門徒さんもいる。

また例年なら何度も顔を合わしているような僧侶仲間とも、半年以上は顔を合わせていない。

「忙しい」「タイミングが合わない」等と言う理由で会えないのではなく、漠然とした不安と言う空気に、お互いが顔を合わす事をためらっているような状況。

どこかの大統領のような言動には賛同できないが、社会全体が「漠然とした不安」と言う空気から解き放たれる妙案がないものかと思う… ひょっとすると特効薬やワクチンができるまで続くのだろうか。

また不安と言う社会の空気によって、「仕方ない」と見過ごされ、踏みにじられる人がいないことを切に願う。