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沖縄戦終結79年

真宗寺報恩講最終日

私はご法事など法務が詰まっていて失礼する事になり、代わりに弟と姉がお参りさせて頂いた。


6月23日 沖縄戦の終結日で、沖縄祈念公園では追悼式が行われている。

沖縄戦の惨さは多くの証言や物証で明らかになっている。

アメリカ軍の壮絶な武力行使もあったが、日本軍により自決を迫られた一般市民。また日本軍による一般市民の虐殺もあったと言われている。

8月の終戦記念日は「原爆投下」と言う事実により語り継がれているが、沖縄戦については皆無に近い。

テレビ報道は都知事選と国会議員の稚拙なやりとりを揶揄するだけのような報道にあふれている。

元来、何が問題であったかを忘れ、問題点もわからずに話している放送を見ていると、笑わすための漫談なのかとすら思い、テレビを消す。

イスラエル軍のガザ市民への殺戮の報道も数字のみになってきた。

「攻撃により市民が○○人死亡」


多くの市民はすでに気づいているはずだと思う…

一部、政治為政者、権力者の利己的な欲望の為にボロボロにされてしまったのがこの世界、社会だと。選んだのは市民だと言う責任転嫁論もあるが…

どんな腹の立つ相手であっても、殺戮の生まない世界にして行かなければ希望が見えない。

苦しんでいる市民にムチ打つような言葉しか奏でない政治家に希望は見えない。


「沖縄戦終結日」

平和を願いながら、この今、希望が見える社会になっているか自問している。

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