新年をむかえ

年が明け新年を迎え、新たな一年がはじまる。

どんな年にしようか、どんな年になるか… 何よりもギスギスしないで生きられる社会になることを願っている。

静かに新年を迎えさせて頂いている。

親戚や兄弟が集まる予定もなく、何か準備をする事もない。甥っ子姪っ子のお年玉も事前に渡しているので広いお寺は静寂の中にある。

この二日間は、買い物などで外に出ていないので人出がどれほどかわからないが、街中も静かなように思う。

考えてみれば幼少の頃、お正月の三が日は、デパートやお店など開店しているところもなく、イベントなども行っている場所もなく静かに過ごしていた。私自身、日常で家族で出かける事も少なかったが「お正月だから出掛ける」と言う風習も一般的にはなかったので、今でいえば巣籠のお正月が当たり前であったから、今の過ごし方が本来のお正月の過ごし方かもしれない。

それにしても滑稽だな…と感じる。

不要不急の外出自粛、街の人出に苦言、リモートをと真剣真顔でに言っている人がよくテレビに出演している。録画ではなく、自宅からでもなく、テレビ局に出向いている。テレビ局で放送されると言う事は、それに伴う多くの人が外出し働かなければならない。ニュースを報道する事は大切な事だが、何となく滑稽に感じる。「そこまで言うならテレビ出演こそリモートにしたら」と…。大人数での会食は控えて下さいと要請しながら、会食をしていた政治家と何が違うのだろうか。

非難や批判をしあっていても、感染症は収束しないだろうし、不安はなくならないだろう。

社会の矛盾を見つめなおす、世の中の矛盾に満ちた仕組みを正していく… ワクチン接種にも希望は見出せるかもしれないが、それ以上に様々な事を見つめ直す為の大切な一年になって欲しい。