雨が振ってくれたおかげ、暑さもひと段落。恵の雨。
パリ オリンピックが開幕した。
国に関係なく応援している選手が出場していれば夢中になって観戦するのだと思うが、私はオリンピックに熱狂する事はなく、結果をニュースで見る程度。
それはメダルに固執した報じ方に嫌悪感を感じるから。選手がメダルを目指す事、もとよりオリンピック出場を目指す事に嫌悪感は一切ない。
「日本が何個目のメダルを獲得しました…」とよく聞くが「日本」が獲得したわけではなく、一選手、チームが努力の末につかんだもの。
そもそも、国別にメダル獲得を争う事はオリンピック理念に反する事をメディアは理解しているのだろうか…。
そして1番は「平和の祭典」と言われる大会であるにも関わらず、ガザでは虐殺が続き、ロシアによる侵略も続き、他にも戦禍は広がっている。せめて大会中の停戦を求める、停戦なき場合は開催中止の覚悟で催したなら、時の為政者も、もしかしたら一時停戦をするのではないか。
そんな単純な事ではないかも知れないが、平和の祭典と言われ、続いてきた重みを深く考える必要があるのではないだろうか。
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