昨日、〔宮城県)専能寺様ご一行がお参りにお越し下さった。
住職さん、坊守さん、若さんご家族、総代長さんをはじめご門信徒さん総勢23名にお越し頂き、本堂で一緒にお参りさせて頂いた。
東日本大震災でお世話になったから… そんなありがたい、温かい思いで、札幌市内と近郊のお寺5ヶ寺にお参り下さった。
私の住職・僧侶としての始まりが、東日本大震災であり、専能寺様との関わりであった。
壊滅的な被害を受け、混乱している現状を目の当たりにして、私はお寺の意義と僧侶(宗教者)としての意義・役割を問い続けていた。
問い続けていたと言うより、自問自答を繰り返し、様々な葛藤もあり僧侶と言う己を羞じてもいた。
しかし関わり続けるなかで、お寺、僧侶の意義、意味、役割を気づかせてもらい、何より仏教の教えが私が生きていく上で必要不可欠だと知らされた。
気づかせてもらい、お世話になったのは私。遠く札幌までお参りにお越し頂いた事に心から感謝しかない。
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