先輩僧侶が先立っていった。ひとつしか年が変わらない。
坊守さんが挨拶で「病気がわかってから亡くなるまでの数ヶ月の在宅療養中は、お互いを慈しみあって過ごすことができました…」と話して下さり、元気な時の北畠さんの姿を思い出す。
私にとっては、優しく温かく情念的で男気溢れる方であった。
情念をもってお寺を護持し、優しい温もりを持ってご門徒さん、ご家族と接し歩んでこられたのだと、お参りさせて頂きながら感じた。
その優しい温もりはこれからも間違いなく遺る。これからは仏さまとして今生に還ってきて支え導いて下さる…
そうはわかっていても、早すぎる今生の別れは辛く切ない。
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