人災と天災…


地震、津波被害と言う自然災害(天災)は、人間の力ではそれ自体を起こることを止めることは出来ず、起こった時に減災、防災を心がけておくしか出来ない。

人間社会にとって最悪の事態が起こってしまった時に、この社会でどう助け、支え合い、復旧復興して行けるかを日常時にしっかり考えておく事が大切な事だと思う。

そうでないと、自然災害(天災)

から人災を引き起こし、取り返しつかない状態になってしまうのだと思う。

東日本大震災の1番の人災は原発事故。

あの原発事故さえ無ければ、…と思うと核が憎い。近いうちに処理水と言われる莫大な汚水を海洋放出すると言われている。またある原子力の専門家は、事故を起こした原発の廃炉作業は、数十年単位で出来るようなものではなく、放射能の半減期を待ち続け、数百年レベルで考えても厳しく、現状の技術では現実的な廃炉作業に取りかかることも難しいと言っていた。

考えてみれば、東京電力が発表している廃炉作業工程は、何度も変更、先送りされている。

事故発生から現在に至るまで被害を最小限に食い止めるため、懸命に活動されてる現場の多くの技術者には、本当に頭が下がり感謝しかないが、被害者を蔑ろにし、会社の存続(資本)を第1に考え、動いていた東京電力本社の体質がいくつも明らかになってもいる。

地震、津波は天災だが、原発事故は明らかに人災であり、この11年の間、事故を起こした原発において人災がいくつも積み重なり起こっている気がしてならない。だから不安も不信も拭えない。

処理水と言う増え続ける汚水の問題。また廃炉作業。

素人の私が考えても厳しく難しい問題で妙案など思いもつかないが、せめて抱いている不信を少しづつでも取り除けるような行動、言葉、方針を示してほしい。

未来にむかって放射能汚染の不安が無い大地を残して行く事が大人の役割だと痛感している。

核を使うあらゆる技術を放棄して、安心できる平和な社会を構築することが震災、原発事故から得た大切な教訓だと感じずにはいられない。

原発、原爆、戦争、私はすべてにNoと誓う。