デジャブ?!

子供を育てている中で、親が我が子に対してよく言う言葉は「早くしなさい」だと聞いたことがある。

「早く寝なさい」「早く起きなさい」「早く宿題しなさい」「早く食べなさい」などきりが無く、たぶん無意識に私自身も何度も言ってきたと思う。

「早く○○しなさい」と言う言葉に対して、子供は成長と共に「わかってる!」「今やろうとしてた!」と口答えするようになる。

つい最近、夜更かししている息子に「早く寝なさい」と言うと「わかってる。もう寝るから…うるさい(小さな声)」と初めて「うるさい」と口答えされた。小さな声の「うるさい」の返答に少しカッとなりながら、前にもこんなことがあったような…と感じたが、考えても息子に「うるさい」と口答えされたのは初めてだった。

言うなれば「デジャブ」(あるを見てそれを前にも見たことがあると錯覚する現象)

それは、私が幼少~青年期、父親に対して「うるさい。わかっている」と言っていた光景。その立場が替わって、前にも息子に言われたと錯覚していた私だった。

もし父親がいたら「お前も親に同じように言い返していただろう。同じことしてきて、腹立てて怒るなんてだめだ…」と言われるような気がする。

「人にしている(してきた)ように、自分にされる(かえってくる)」と言う格言のような言葉があるが、まさしく私が親に口答えしていた言葉が、そのまま私にかえってきた。

今、気がついた。父親はかなり腹立てていただろうと。息子も親になる時がもしきたら、同じように気づいてくれるだろうか。