札幌市内での男女マラソン競技も終了して、東京オリンピックが閉会する。
早朝の開催だったが沿道での観戦もちらほらといたようで、お寺の近隣の方も「ちょっとだけ見に行っちゃいました」と言っておられた。
家の目の前でオリンピック競技が行われていて「見に行くな」と言うのも酷な言葉。コース近所の人が目の前でひと時の観戦をしたとしても、たぶん感染症に影響を与えるとも思えない。報道やSNSでは観戦者に批判があるようだが、問題の事の本質は違うところだろう。
マラソン競技が終わり、道路コース脇に鉄柵やパイロンが残っている光景を見て、ふと「終わったあとこれはどうするのだろうか…」と疑問に思った。市街のコースだったので、たぶん42キロは鉄柵が置かれていたはず。他に使い道があるのか、それとも廃棄するのかといらぬ心配をしてしまう。
近くで見ると新品の鉄柵で、オリンピックの経費の膨大さを想像できる。どんぶり勘定の発注による大量の弁当廃棄も問題となっていた。
ただ「よかったよかった」と終わりよければすべてよしで終わることなく、IOC、組織委員会には失敗した原因をしっかりと考えてもらわなければ。
選手、ボランティアスタッフにはただただ、お疲れさまでした。
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