今日から札幌の高齢者向けワクチン接種の予約受付が始まった。
午前中、ご門徒さんのお宅に伺うと「あっ忘れてました」と言われ、命日を忘れた理由が、ワクチン接種予約の申込み昨日から気をとられていたとの事だった。
「朝からずっと電話とインターネットでやっているけど繋がりもしない…」と嘆く言葉。
他県などの様子で報道されていた通り、札幌も予約が殺到して対応能力を超えたため繋がらない状況のようだ。
ワクチン接種予約の混乱は、考えれば容易に予想できた状況。都市部ほど混乱は続くだろし、対応する職員の疲弊も予想される。
早く接種できるようにすると、トップは言っていたが、そう上から言われても対応する準備が間に合わないと言いたかったのが現場の思いだったのだろう。
そもそも、1回接種したらいいと思っている方も多いが、発症リスク低減には2回接種が必要。そんな告知もあまりされていないように思う。当面、ワクチン接種で様々に混乱するのではと危惧する。
その間、度重なる休業や自粛要請、この1年間、厳しい事業、生活を強いられている方々がおいてきぼりにされないかとも憂慮する。
ワクチン接種が始まったと言っても、明るい先が見えない社会不安の理由は何か… その不安理由をせめて国会議員は考えて対策を講じてほしい。
さて、家族全員がインフルエンザに罹った時でも私は罹る事なく、今までワクチン接種をしたことがない。今回もどうしたものかと考えるが、私が接種できるようになるのはたぶん早くて1年先くらいかと予想。この先同じような1年を過ごし続けていかなければならないと考えると嫌気もさすが、庶民の私にはどうすることもできない。
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