ニュースを見ていたら、東京で緊急事態宣言が発出されると報じられていた。
開催都市がオリンピック期間も含め緊急事態宣言下になる。ただただ滑稽に感じるのは私だけだろうか。当初の懸念が現実となった気がする。
市民の日常にわずかな支援で、多大な自粛を要請しながら、オリンピックには無尽蔵に莫大な予算を投入している。庶民の感覚からはかけ離れた言動と施策を繰り返す国会議員…もう多くの市民は、この国の施策に失望しか感じないだろう。
湧き上がる無力感とでも言うべきか。
市民レベルでは、コロナ渦で一層顕わになった貧困問題への活動として、コロナによる離職(解雇)者支援、子供食堂や学生支援など数々行われている。待ったなしの状況に、多くの有志が立ち上がり手弁当で活動を行い、地道に寄付を募りながら支援の輪を広げ活動している。この輪には、国などからの支援は無いに等しい。
3.11で発生した原発事故での被災者が国から棄民にされたと呻き訴えていた。
今、多くの市民が棄民にされている…悲しく腹立たしいがそう感じずにはいられない。
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